Monthly Archives: 1月 2010

ビジョン亡きリーダーシップ

0
Filed under 会社

昨年起きたリーマンショック後の金融危機に対するアジア周辺諸国の動向が

気になっています。中国は共産党指導のもと、素早く数十兆円規模のインフラ

投資を決断して市場をいち早く復活させ、さらに急激な株価上昇には迅速な

金融引き締めを図るなど、政治のトップが自国の方向性を明確にした政策を

躊躇することなく実行するリーダーシップを発揮しています。台湾は特定企業

に税優遇措置をとっていますし、韓国でも自国の輸出企業を援護する政策を

進めているようです。いずれの国も、政治家が3年~5年先の国家戦略に基づ

き国を動かしているように見えます。

一方の日本はどうでしょうか?自民党から民主党への政権交代がなされてから

もうすぐ半年が過ぎようとしています。選挙前に掲げた政策マニフェストにある

税金の無駄使い廃止や子育て支援など、目先の政策に関しては鳩山政権の

もとで少しずつ実績を上げている感はあります。しかし、国家戦略としての理念

やビジョンが少し足りない気もします。首相として5年先に日本をこういう方向に

もっていくのだというような明確なリーダーシップがもっとあってもいいかなと思い

ます。

政治とビジネスの領域を単純に比較はできませんが、企業経営の世界でも同じ

ようなことが言えると思います。日々の業務のなかで、マネージャーは理念および

ビジョンを部や課に落とし込んだ目標や戦略の実現に挑み、目標達成のために

具体的な行動計画をつくり実行します。それはそれで大切なことです。しかし、

リーダーはマネージャーにとどまらず広い視野を持ち、常に理念とビジョンを掲げ、

3年~5年先の将来イメージとめざす方向性を説得性高く自分の言葉で語る必要

があります。そうしたリーダーとしての流儀を持っている人がいないと組織として

の競争力が薄れていき、最後には市場に必要とされる存在価値が失われてしま

うのではないでしょうか。理念とビジョンを基本としたリーダーシップがビジネスを

成功に導くと信じています。

0
Filed under 会社

私は野球を観るのが好きで、特にメジャーリーグで活躍する日本人選手には

刺激を受けています。昨年はマリナーズのイチロー選手がメジャーリーグの

記録を84年ぶりに更新する9年連続200本安打を達成し、ヤンキースの松井

選手もワールドシリーズで大活躍しMVPに選ばれました。

彼らを見ているといつも思うことがあります。それは彼らが少年時代に持って

いた夢。イチロー選手も松井選手も小学校時代から、将来はプロ野球選手や

メジャーリーガーになりたいという夢を持っていたそうです。夢を現実とするため

に、高い目標を掲げ、多くの苦しみを味わいながらも、実現できると信じて日々

努力を重ねたのでしょう。

当社には新規事業を統括する責任者がおります。仕事に対する思い入れが人

一倍強く、イクスをある特定の事業分野で世界一の会社にする、とプロジェクト

メンバーを叱咤激励しています。世界一への道筋は大変険しく、実現までには

大変な困難が待ち受けていることでしょう。ご本人にとっても大変なストレスに

なっているはずです。しかし、そうした高い目標を掲げ、沸き立つ思いをがむ

しゃらに仕事にぶつけている統括責任者の生き方や考え方は、我々のような

ベンチャー企業が事業を成功に導くためには大事なことです。

高い目標を掲げ、できると信じて物事を進めていくのが、夢を現実に近づける

唯一の方法です。一方で、現実ばなれした夢をばかばかしいと思ったり、夢を

語る人を変わった人と片付けてしまう風潮も世の中にはあります。しかし人間は、

夢を持ち、創造力を高め、困難を乗り越え、苦しみを超えた大きな喜びを味わ

いながら、豊かな人生を送るのではないでしょうか。

私は事業家として様々な課題に日々直面しながらも、社会に役立つ新しい

仕組みを創造するという夢を追い続けています。時には、なぜこれほど苦しい

ことばかりなんだろう、と自問自答することもあります。しかし、一歩目標に近づい

たときに、今までの苦しみが喜びに変わる瞬間があるのです。そんなとき、この

喜びを当社の社員全員が味わえるような経営をしなくてはと自分に言い聞かせ

るのです。社員が夢を持って喜びのある人生を送れたのか、それは私自身の夢

でもあります。

原点回帰

0
Filed under 会社
正月明けに大阪にある顧客を訪ねてきました。

大阪にはその顧客企業に常駐しながら開発業務に携わっている当社社員がおります。

現地の責任者が顧客企業の玄関口まで出迎えてくれました。

そのとき、ハッと気づかされたことがあります。

責任者は胸に社章をつけていました。

私は恥ずかしながら社章をつけていませんでした。

日頃から社員には、技術会社として社会に認められ、

自信を持って会社に誇りを持てるような企業文化をつくろうと、

声をかけていた自分。

企業文化をつくり、企業および社員のアイデンティティを対外的に出すためには、

まずは根本的なことができているのが前提です。

それなのに、社章をつけるという原理原則に気がつかなかった自分。

先ず隗より始めよです。

そうしたことを責任者の社章から教わりました。

今年は原点回帰で行動したいと思います。

新年挨拶!

1
Filed under 会社

今年の干支は、庚寅(かのえのとら)です。

庚(かのえ)には、良いことは継続し、

過去のしがらみにとらわれずに改善していく、

という意味があります。

これを踏まえて、「庚寅」の年の意義を考えてみると、

昨年に撒いた種、つまり、新しい取組みというものを継続してゆく。

しかし、うまくいかなかったことは、大幅に見直し、継続的に改善していく。

市況は不安定な状態が暫く続くと思いますが、

こういう時期だからこそ、全社員が一致団結し、

将来の大きなビジネスにつなげられるよう、

小さな花を咲かせる努力が必要なのです。