Monthly Archives: 6月 2010

謙虚スタンダード

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経営者仲間である古くからの友人から面白い話を聞きました。

友人は現在世界十数カ国で事業拡大中の米国発ベンチャー企業の

日本法人代表です。

その会社では、短期間で急成長している企業らしく各国代表が参加する、

戦略共有のための電話会議が度々開催されるそうです。

友人曰く、会議では自分の考えをシンプルに正しく相手側に伝え理解されることが

重要であり、それには日本人としての謙虚さが役立つのだと。

謙虚さは一般的にはつつましやか、でしゃばらない、などの意味で使われ、

会議などでは控えめに発言する人をイメージします。

しかし友人は違うスコープで謙虚さを語ります。グローバルなビジネスの世界では、

シンプルに正しく相手側に伝え理解されることが自分にとっての謙虚さと思いながら

会議で発言するのだと。謙虚さという日本文化をグローバルスタンダードに仕様変え

しているところが新しい発想でいいですね。

いまサッカーのワードカップでも日本選手の活躍で盛り上がっていますが、

キーマンとなる選手の多くはヨーロッパのクラブチームで活躍しています。

彼らもグローバルスタンダードの世界で自分をアピールすることに長けているように

見えます。活躍はシンプルに正しく伝わり、自国を応援する国民を熱狂させます。

締めは政治の話ですが、7月11日に参議院選挙があります。

選ばれる側がグローバルな謙虚さでメッセージを送れば、

選ぶ側もワールドカップと同様に応援するのかもしれません。

人事制度が変わる。マネジメントも変わる。

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当社は会社を強くする目的で、7月より新しい人事制度を導入します。

新しい制度では目標管理を強化し、半期ごとに成果と目標達成に必要なプロセスの

両方を評価する仕組みを徹底していきます。今までは成果中心でしたが、劇的に

変化する市場において目標を達成するためには、プロセスの評価も必要だと考えた

からです。

たとえ話ですが、野球の試合で、相手から1点しか取られていない投手が、

味方の得点がゼロで負け投手になりました。一方で、相手に7点も取られた投手が、

味方が8点取ってくれたおかげで勝ち投手になりました。

さて、どちらの投手を高く評価するのでしょうか?

この場合、勝ち負けの結果だけを評価にしたら問題が起きるでしょう。

イニング毎のプロセス評価が必要になりますよね。

そして、1試合だけの短期評価であればプロセス評価が効果的ですが、

5年~10年のスパンで見れば、結果だけで評価しても大きな誤りにはならないことに

気づくでしょう。

継続して結果を出す人はプロセスが悪いはずがないし、プロセスの内容が本当に

優れていれば必ず結果に結びつくはずです。なので、人事評定による六ヶ月間の

短い評価期間では結果とプロセスの両方を評価する必要があります。

ここで大事なことは、組織にとってプロセスの積み重ねがあるかどうかで、

中長期的に組織の底力が大きく違ってくることです。

会社を強くするために何が必要なのか?新しい人事制度のスタートが楽しみです。