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お金を流す

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Filed under 会社

最近、税金がテーマの番組で、あるエコノミストが面白い課税方法を提唱されて

いました。その名は貯蓄税。3000万円以上の貯金に2%課税するというものです。

その目的は、日本のお金持ちに資本主義的な欲望を喚起させること。

具体的には、眠っているお金を積極的に動かすことにより税収を上げ、

同時に景気にインパクトを与え、結果として経済を活性化させるというシナリオです。

銀行で眠っているとみられる死に金約200兆円が土地や株を中心に市場に出回ると

なると、景気回復には有効な手段かもしれません。

また私見ですが、この貯蓄税を企業の現預金のある一定以上の金額を超えた部分に

同様に課税する。さらには、全ての企業の交際費に制限を設けず経費として非課税に

するとか、個人で使った経費なども年収からの非課税控除枠として認めるなど、

ほかにも刺激的なアイデアがいろいろあると思います。

国民のすべての預金に税金をかけるとなると、反対が多くなるし社会も混乱しますが、

上記くらいの非課税枠であれば、眠っているお金を動かすにはちょうど良いかもしれ

ません。

どういう方法であれ増税するしか生き延びる道がない日本にとって、

何も手を打たなければこのまま沈んでいくだけです。

消費税も確かに一つの案として良いとは思いますが、増税したときに消費が冷え込む

逆進性の可能性を考えると有効な手段となるか疑問です。

どんな施策にもプラス要因とマイナス要因があるので、貯蓄税に100%賛成とは言え

ませんが、流れていないお金を流すように仕向けることは経済活性化のひとつの考え方

だと思います。何もしないよりはやってみて、駄目だったら途中で止めればいいのです。

お金を流す仕組みについて皆さんはどのようにお考えでしょうか?