ひいきの噺家の落語を聴きに、上野の鈴本演芸場に通っている知り合いの男の話。
その男が言うには、頭の中をスッキリとさせるには落語を聴きに行くのが一番だそうな。
よく聞いてみるとこんな感覚だという。
噺家の十八番の演目が佳境に入ってくると、
観客と舞台の間にキリッとした空気が澄渡る。
言葉の持つ切れ味を肌で感じとり、
頭の中がシャキッと整理されたような感覚を覚える。
良い意味での洗脳である。
言葉だけで生業を立てている噺家はともかく、我々のようなビジネスマンも、
お客様との円滑な会話は仕事の成果に直結している大切なスキルと言えるでしょう。
ちょっとしたひとことで取引の流れを大きく変えてしまった。
誰しも、そんな経験はあるのではないでしょうか。
何かと課題を抱えるお客様の頭をスッキリとさせるのが仕事の一部だとすると、
落語から学べるものも少なくはないかもしれません。
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