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実行する経営 – Execution

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企業経営において私が重視しているのは実行することです。

企業が競争優位を手に入れるためには必ず実行を担いますが、

ここでの実行とは具体的なつながりのある行動を意味しています。

実行は様々な場面で求められます。

人材の育成にはリーダーシップ発揮の場として、

戦略を立てるときは体系的なプロセスとして、

業務推進のなかでは企業文化の中核をなす行動として、

あらゆる企業活動において実行が求められます。

また、実行はリーダーが深く関与すべき問題です。

リーダーが仕事に情熱を持って深く関わり、

管理ではなく積極的に関わることで組織を率いるのです。

リーダーは、倫理面での曇りがなく、顧客第一であり、

人材・戦略・業務の3つのプロセスを理解し、

それらを主導すれば会社は良くなることを理解しなければなりません。

企業経営には改革がつきものです。

改革はときに不安をもたらします。

部下が大胆な改革を懸念しているという声は、

上の者がそのように行動しているのを真似ているからです。

リーダーシップとは、部下を落ち着かせ、情報を与え、

部下の心配を真正面から受け止めることです。

部下の心配は事実にもとづいているのでなく、事実を知らないからです。

だとすればそれは上の者の責任です。

実行を担うリーダーは、自社の人材や事業をよく知り、常に現実を直視し、

明確な目標を設置し、優先順位をはっきりさせ、最後までフォローします。

どんな結果を出してもらいたいのかを部下に明確に伝え、

どのような方法でその目標を達成するのかを話し合います。

そして結果を出した社員には報い、さらに能力を伸ばし、

結果を出せなかった社員に対しては、さらなる指導を行い、信賞必罰を徹底します。

場合によっては一緒に歩めぬことを伝える必要もあります。

以上のことをすれば、実行の文化が生まれます。

企業に実行力があれば、経営環境が変化しても、

計画を見直すことで成功を収めることができます。

「現在の経営環境は厳しい」は言い訳にすぎません。

企業文化とは、社員が共有する価値観や考え方、行動規範が集まったものです。

考え方では行動は変わりません。行動が変われば考え方が変わるのです。