Monthly Archives: 1月 2012

洞察力と観察力の違いを見極めると?

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四百年前の中国の古典『呻吟語(しんぎんご)』を読んでいたところ、

ふと目に留まる言葉が入ってきました。古典なのでわかりやすく訳すとこうなります。

「世の中の禍は、半分は適切な対策不足、もう半分は時勢の大きな動きによって生じる。

ただし、聖人だけはそれを未然に防げる。

なぜなら、微かな動きを察知し、明らかになった動きを見極めるから。」

明らかになった動きを見極めるのは観察力をもってすればた易いかもしれません。

目を見開いていれば誰の目にも動きは見えてくるからです。

定例会議などで議論している内容はこのレベルの話が大半です。

しかし、わずかな動きを察知するのは困難です。

なぜかと言うと、誰にもわからない少し先の未来を先読みする感覚が必要だからです。

人間のやることに百発百中はありません。

もともと見通しを立てても外れて当たり前なのが世の中というものです。

しかし、最初から当たらないからと、思考をめぐらせなかったり行動を控えたりすれば、

見通しが当たる確率は下がる一方ではないでしょうか。

真剣に先読みしながら行動する癖があれば、多少見通しが外れても素早く修正し、

結果としてわずかな動きを察知できる感覚が磨かれていくと思います。

わずかな動きを察知=洞察力とすれば、

洞察力のある人間は何をするにしても有利となるでしょう。

中国古典の『呻吟語』は実は中国よりも日本でよく読まれてきたそうです。

高度な洞察力と経済復興の可能性が強くリンクしている気がしてなりません。

2012年 新年御挨拶!

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新年明けましておめでとうございます。

昨年は、東関東大震災という国難に見舞われて以来、

私自身、経営者として何ができるのかを考え抜いた年でした。

結論としては、今まで通りに常に新しい物事に挑戦しつつ、

今出来る仕事を今まで以上に明るく真剣に行えば、

それが被災地の復旧・復興に繋がり、

日本を再生する力の源になると信じている自分がいました。

そして今年もその思いを忘れることなく、より一層強い思いで、

私個人も当社も、日々の業務に取り組んでいく所存です。

さて、今年の干支は、干支の組み合わせの29番目である壬辰(みずのえたつ)。

陰陽五行では、十干(じっかん)の壬は陽の水、

十二支の辰は陽の土で、相剋とあります。

季節に例えると、冬から春にかけて万物が生じ、

ゆったりと勢力が増していく時期と言えます。

この時期は思いもよらない出来事が起きたりしますが、

そうした事態に直面したときこそ、過去を踏襲して、慌てることなく普段以上に

ゆったりとした行動を心がけることが肝要です。

そうすることで成果に繋がる道筋が現れてくるのではないでしょうか。

飛躍の年に成るか否かは、初心忘るべからず、にかかっていると思います。

皆様、今年も宜しくお願いします!