昨年度の干支は乙未(きのとひつじ)。「何かを生み出す」年でした。
本年度の干支は丙申(ひのえさる)で、キーワードは「形がはっきりする」。
モノが成熟して固まっていく状態です。
すなわち、これまでの頑張りが形になっていく年です。
十干十二支では干支は60年でひと回りしますが、
60年前の1956年(昭和31年)の経済白書には「もはや戦後ではない」と記され、
神武景気と言われた好景気の影響により、耐久消費財ブームが発生し、
三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ)が出現しました。
戦後の復興が改めて明確に示された年でした。
「形がはっきりする」今年は、何を目的に頑張っているのかを、
きちんと見直す機会を持つのもいいでしょう。
この後のさらなる成長につながるはずです。
2016年は、まだ完熟する年ではないですが、
形がはっきりする、固まっていくという成長段階の年になるでしょう。