先日、経営陣の勉強会に参加し、『論語』の八佾第三(はちいつ)という教えに
ついて学びました。
『論語』は言うまでも無く、孔子という人物の言行録であります。
全部で20章から成り、人の生き方とは何ぞやという一言では答えにくい問いに
対する万般の知恵がもりこまれています。
そのなかの第3章が八佾第三。
概説すると、思いやりの無い人が礼を取り繕ったとしてもそれは虚礼であり、
上辺だけの思いやりは意味を成さないということ。
人に対する礼は思いやりがあってこその行為だということを改めて学ぶにつれ
自分の今までの行事をふり返るきっかけとなりました。
常に礼を重んじて人を大切にする気持ちを意識していたいものです。