先週、上海出張から帰宅して暑いなぁと思いながらテレビをつけてみると、
たまたま夏の全国高校野球選手権西東京大会の決勝が放映中。
終盤にさしかかっていた緊張感のあるゲーム展開につい見入ってしまいました。
決勝戦の対戦チームは昨年度の夏の全国大会で優勝した日大三高と強豪の佼成学園高。
日大三高は1点ビハインドの9回の表、2アウトまで追い込まれましたが、
主将が2点タイムリーの2ベースヒットを放ち、佼成学園の裏の攻撃を抑え、
土壇場の逆転劇により2年連続で甲子園の切符を手にしたのです。
日大三高の練習量は日本一と言われるくらいハードだと人づてに聞いたことがあります。
逆転ヒットを放った主将は今大会中、調子を落としていてチャンスにも打てなかったようですが、
最後の最後で練習はウソをつかないことを証明してみせました。
優勝インタビューで目に涙を滲ませながらの監督のひと言が印象に残っています。
『長い間監督をやっているが今日だけは勝たせてくれた選手達に有難うと言いたい・・・』
努力に勝る天才はいないと感じさせたナイスプレーとこれからの甲子園での活躍に
心から祝福のエールを贈りたいです。